キリトリ

とある大阪の日常。

フィルム哀歌

フジの最後のモノクロフィルムであるアクロス100が生産終了。

これはまぁしゃあない。
何が悪いって、今の日本じゃモノクロを現像する環境が
すでに終わってるんだからしょうがない。

大阪からキタムラにモノクロフィルムを現像に出すと
外部発注で四国の高松までフィルム送られて
現像に10日から2週間掛かりますじゃ、どこの馬鹿が常用するねんって話。

僕は自己現像してる
天六のカメラ屋(コアラ食堂すぐ近く)を偶然見つけられたからあれやけど
普通の状況じゃ、まず続けられないと断言出来る。
モノクロフィルムを買うのは簡単。だが、使う環境が超絶なハードゲーム。
あれじゃ売れるわけがない。

いっちゃん最初、何も知らずにコダックのT-MAXを現像に出して
千葉まで送られて、プリント代を含めて4000円取られたのは、かなり苦い思い出。
あれだけは特別な現像液が必要だとか知らんがなっていうね。

敷居が高くなり過ぎだわな。

という悲観的なニュースに続いて、ロモのフィルムまで値上げ。
3本パック全て、一本100円の値上げっていうきっついニュース。
400が1,780、800が1,980円とか泣きたくなる値段。
カラー現像は梅田の八百富が540円で安いと知ったらこれ。

800だけは代用品のないフィルムだから我慢して使うけど
微妙に財布にずしりな値上げですな。

しゃぁないな、もう。